# Google スプレッドシートで作る、複数通貨対応の請求書管理表

> 請求は3つの通貨で、報告は1つの通貨で。列の構成、レート日付のルール、数式まで – 10分で作れる複数通貨対応の請求書管理表です。

- Source: https://www.8apps.co/ja/blog/multi-currency-invoice-tracker-google-sheets
- Markdown: https://www.8apps.co/ja/blog/multi-currency-invoice-tracker-google-sheets.md
- Published: 2026-10-21
- Author: 8appsチーム
- Language: ja

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## 問題は「通貨は3つ、合計は1つ」

クライアントにUSD、EUR、GBPで請求していると、ある質問が意外なほど答えにくくなります。*今四半期の請求額はいくらだったか？* 答えるには全行を1つの基準通貨にそろえる必要があり – つまり請求書ごとにレートが必要で、*どの日の*レートを使うかを決めなければなりません。たいていの管理表はこの判断を避け、少しずつずれていきます。この管理表では、それを1つの列にします。

## 列の構成

| 列 | 項目 | メモ |
|---|---|---|
| A | 日付 | 請求日、ISO形式 |
| B | クライアント | |
| C | 金額 | 請求したとおりの金額 |
| D | 通貨 | 3文字のコード、例：`EUR` |
| E | レート | 基準通貨への換算レート – 下記のルールを参照 |
| F | 基準通貨額 | `=C2*E2` |
| G | ステータス | 送付済み / 入金済み / 期限超過 |

この管理表の知恵は、すべてD〜F列に詰まっています。元の金額は残り、レートは明示され、基準通貨での合計が計算できる。`=SUM(F:F)` と、クライアント別や月別のピボットがあれば、単純な一覧では答えられなかったことにすべて答えられます。

## レート日付のルール（一度決めて、書いておく）

どちらかを選び、シートの見出しに書いておきます。

- **請求日のレート** – 各行がその行の日付のレートを使います。記帳で一般的な慣行で、四半期の合計に意味を持たせるのはこちらです。
- **入金日のレート** – 実際に着金した額と一致しますが、その代わりレートが確定するのは後になります。

請求日のレートなら、GOOGLEFINANCEでE列を埋められます。

```
=IF(D2="USD", 1, INDEX(GOOGLEFINANCE("CURRENCY:"&D2&"USD","price",A2),2,2))
```

（基準通貨がUSDの例です。ご自身の通貨コードに置き換えてください。`INDEX` で包んでいる理由は[過去の為替レートのガイド](/ja/blog/historical-exchange-rates-google-sheets)で説明しています。）そして**レートを固定します**。確認できたらE列をコピーし、特殊貼り付け → 値のみ貼り付けを実行します。お金に関する書類が、何か月も後に勝手に再計算されるべきではありません – Googleの最新レートは*「最大20分遅延」*し、Googleは*「表示される為替レートの正確性を保証できません」*。日付を添えて固定したレートこそ、根拠を説明できる形です。本格的な帳簿なら、会計士は公式の提供元を好むかもしれません – ECBは毎日の参照レートを無料で公開していますが、取引目的での使用を控えるよう独自の注意書きを添えています。

## 設計で排除すべき2つの失敗

- **通貨が混ざった合計。** C列を `SUM` してはいけません。基準通貨の列は、誰もユーロとドルを足し合わせずに済むようにするためにあります。レポート用のビューではC列を非表示にすることも検討してください。
- **後から埋めたレート。** 遅れて追加された行で、3月の請求書に今日のレートを当ててしまうと、四半期の数字が静かに狂います。上の数式はレートを*その行の日付*から取得します – その仕組みは崩さず、値として貼り付けるのは確認の後だけにしてください。

同じ骨組みで、[複数通貨の経費精算](/ja/blog/expense-reports-multiple-currencies)や、フリーランスの[請求額と入金額を比べるシート](/ja/blog/freelance-billing-foreign-currency)も回せます。

## Currency Converterの位置づけ

管理表を作るのはGoogle スプレッドシートの仕事です。一方、日々の運用は、たいてい思わぬ場所での小さな換算です – クライアントのメールを読みながらその金額を確かめる、Google ドキュメントで請求書の下書きをしながら数字を換算する。[Currency Converter](/ja/google-workspace/currency-converter)は、Gmail、Google ドキュメント、Google カレンダー、Google スライド、Google スプレッドシートの中のサイドバーでそれを片付けます – 180以上の通貨の最新レートで、サイドバーなら無制限・無料、登録も不要。管理表は記録に徹し、計算はサイドバーが担います。E列でGOOGLEFINANCEに頼りたくなければ、Premiumプランで、2000年までさかのぼる過去レートを扱えるGoogle スプレッドシート用の関数が加わります。

## 出典

- [GOOGLEFINANCE – ドキュメント エディタ ヘルプ](https://support.google.com/docs/answer/3093281) – 2026-09-16に確認
- [Google Finance 免責事項](https://www.google.com/googlefinance/disclaimer/) – 2026-09-16に確認
- [ECB ユーロ外国為替参照レート](https://www.ecb.europa.eu/stats/policy_and_exchange_rates/euro_reference_exchange_rates/html/index.en.html) – 2026-09-16に確認
- [Currency Converter by 8apps](/ja/google-workspace/currency-converter) – 製品に関する記載、2026-09-16に確認
