組織全体のGoogle ドライブ アクセスを監査する – 管理者ガイド

8appsチーム·

管理コンソールがドライブのアクセスについて何を見せ、お使いのエディションでどこまでで止まるのか。そして全ユーザーの共有 – 公開・外部・放置 – を一度の監査で把握する方法。

Workspace管理者がいつか必ず受ける質問

経営層の誰かが一文で聞いてきます。「社外に共有されているものを教えてもらえますか」。そして正直な答えは、たいていのGoogle Workspaceエディションでは「一部なら」です。

この領域でGoogleは実用的なツールを管理者に用意しており、本ガイドはまずそこから始めます。何に答えられて、お使いのエディションでどこまでで止まるのか。そのうえで、完全な答えまでの残りをどう埋めるかを扱います。

すべての管理者が使えるもの:ドライブのログイベント

管理コンソールを開き、メニュー → レポート → 監査と調査 → ドライブのログイベント に進みます。これはドライブのアクティビティに関するGoogleの記録です。閲覧、編集、ダウンロード、アップロード、削除、そしてアクセス監査にとって重要な共有と権限の変更が含まれます。

これは本当に役に立ちますし、*「何が起きたか」*という形の質問には答えてくれます。このファイルの共有を誰が変更したか、いつダウンロードされたか、先週の火曜に誰がファイルを公開にしたか。

答えてくれないのは、実際に聞かれた質問そのもの、つまり*「今この瞬間の状態はどうなっているか」*です。共有イベントのログは、今何が共有されているかの一覧ではありません。2023年にすでに退職した人が公開にしたファイルは、新しいイベントを一切生みません。ただ公開のまま、そこにあり続けます。

より深いツールがエディションで制限される場所

状態に関する質問へのGoogleの答えは存在しますが、お使いのエディションの但し書きを読んでください。

  • セキュリティ調査ツール – ログを軸に絞り込み、グループ化し、一括で対処できる版 – はFrontline StandardとPlus、Enterprise StandardとPlus、Education StandardとPlus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premiumに限られます。Business Starter、Business Standard、Business Plusはリストに含まれていません。
  • ファイル公開レポート はさらに範囲が狭く、Frontline Plus、Enterprise Plus、Education StandardとPlus、Enterprise Essentials Plusのみです。

もし組織がBusinessエディションを使っているなら – 中小企業のほとんどがそうです – 「公開されているものをすべて見せて」への標準機能の道筋は、プランに含まれていません。

無料で使えるユーザー単位の裏技と、それが規模に耐えない理由

Google ドライブの検索ボックスには sharedwith: 演算子が文書化されており、2つの特別な値があります。sharedwith:public owner:mesharedwith:external owner:me です。どのユーザーも自分のドライブでこれを実行でき、5分でできる自己点検としては実に優秀です。詳しくは個人向け監査ガイドで扱っています。

ただし自分のドライブという点にご注意ください。管理者であっても、200人のユーザーに代わってこの検索を打つことはできません。この演算子が通用する範囲は、200人に検索を実行してスクリーンショットを送ってほしいと頼み続ける忍耐の範囲と、ちょうど同じです。

組織全体の監査

まさにこの仕事のためにDrive Guard for Adminsは作られました。Google Workspace Marketplaceからの管理者インストール1回で組織の全ユーザーに配布され – 誰も自分でインストールする必要はありません – 管理者用の画面が全ユーザーのマイドライブと全共有ドライブを横断してスキャンし、結果を1つのダッシュボードにまとめます。外部アクセス、公開リンク、放置されたアクセスが並び、レポートを求められたときにはエクスポートできます。

価格は1ユーザーあたり年間US$4.80 – 定価US$8.80に対するローンチ価格です – で、7日間の試用(クレジットカードが必要)が付きます。支払う前に、自分の組織で本物の監査を実行できます。教育機関は無料で利用でき、100ユーザーを超える組織には割引があります。

無理のない監査サイクル

  1. 組織全体のスキャンを実行し、基準となる状態をエクスポートする。
  2. 最悪のものから直す。機密性のあるものに付いた公開リンク、次に誰も説明できない外部共有。
  3. 退職手続きの後と、定期的な間隔で再実行し、基準と比較する。

最初の監査は目を開かせるためのものです。二度目の監査が、セキュリティ体制そのものになります。

出典

  • ドライブのログイベント – メニュー階層、イベント名、可視性変更の属性。2026-09-09に再確認。
  • ファイル公開レポート およびドライブのログイベントのページにあるセキュリティ調査ツールのエディション一覧 – いずれも2026-09-09に再確認。
  • Google ドライブの検索演算子sharedwith:external は「Find items explicitly shared with users or groups outside your Google Workspace organization」として文書化。sharedwith:publicowner: も文書化されている。2026-09-09に再確認。